描画オブジェクトの位置を指定するにはxプロパティとyプロパティに座標を指定する。このxとyのプロパティはNodeオブジェクトのプロパティで、描画オブジェクトはNodeオブジェクトを継承しているので利用出来る。
メソッドとして、moveTo(x,y)とmoveBy(x,y)を持っており、moveTo()はノードを指定した位置へ移動し、moveBy()は現在の位置からどのくらい移動するかを指定する。moveTo()が絶対座標で、moveBy()が相対座標。
var label = new Label("test"); label.moveTo(100,100); game.rootScene.addChild(label); label.moveBy(10,10);
このようなコードでラベルを表示した場合、一瞬だけ(100,100)の位置に表示されるのが見える。先にaddChild()で登録しておいてから座標を指定するような書き方だと意図しない位置に表示されるのが見えてしまうかもしれない。描画オブジェクトの初期位置を設定してからaddChild()するほうが良さそうだ。
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