VisualC#は統合環境で強力なデバッガがついているため、簡単にブレークポイントを置いてステップ実行やそのときの変数の中身を見ることが出来る。でもやっぱり、ログを取ったりするときのためにデバッグ出力は便利。いわゆるprintfデバッグというやつである。
VisualC#ではどのようにやるかと調べたところ、その名もずばりDebugクラスというものがあった。使い方は次の通り。
using System.Diagnostics; Debug.Listeners.Add(new TextWriterTraceListener(Console.Out)); Debug.WriteLine("DebugMessage");
ヘルプを見てみるとインデントを下げたり、ASSERTもあってけっこう便利そうだ。
しかし、C#を使うようになって思ったのは、言語仕様を覚えることよりも膨大なライブラリの中から求める機能のものを見つけるのが大変ということ。まあこのあたりは使っていきながら覚えていけばいいんだろうけど。それまではせっかくライブラリにあるのにわざわざ自分で作ってしまうということが結構ありそうだ。