ゲームが作れるようになるまでがんばる日記

ゲーム制作のことを中心にゲームに関することを書いています

継承を使うべき時

ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術を読んでいたら、面白い言い回しがあった。

継承を使うべきなのは、「継承がおいしい時」である。「継承が使える時」ではない。

なるほど、おいしい時と表現したのはうまいなぁ。確かにそうだ。ついつい新しい機能を覚えたときは使いたくなってしまい、必要のないところでも使ってしまうことがある。本当にそれはおいしいのか?と問いかけるようにすれば、より的確に使えるようになってくるだろう。
そのおいしい時というのは次の目的があって継承を使うときと書かれている。

1.基底だけしか知りたくない人から派生を隠してあげる
2.同じコードを何回も書かずに済ます
3.派生を使う人の脳を楽にしてあげる
4.派生を書く人の脳を楽にしてあげる
5.派生を書く人の間違いを防ぐ

それを使えば楽になるかというのが、おいしいかどうかの判断の基準の1つとなるだろう。